国際ニュース
海外貧困児童支援事業 Smile Together 事業紹介
共に働く財団は2011年から海外協力事業“スマイルトゥギャザープロジェクト(Smile Together Project)”を始める。同プロジェクトは貧困による児童労働を根本的に解消することが目的だ。貧困の連鎖は家庭から始まり、子どもが夢を持って勉強する時期に仕事をすることで、適切な教育を受けることができずに貧困が世襲されることにある。貧困は家庭の家長が仕事を得て家庭を養える時に根本的に解消される。つまり、外部からの直接的な支援よりも、親が安定した仕事および所得を得ることで衣食住を解決し、子供達を教育させることが必要だ。こうした理由から共に働く財団は、貧困児童のための救済事業とともに、貧困家庭を自立させるための勤め口を創出する社会的企業を支援することになった。
2011年スマイルトウギャザープロジェクトの事業選定基準は以下の通りである。 4月からカンボジア、フィリピン、ラオス等でモデル事業を開始する。
事業評価内容
① 解決すべき社会問題及び社会的目的の明確さ ② 児童貧困の根本的解消のための社会的企業設立または運営実行可能性 ③ 貧困児童に対する直接的支援の可能性 ④ 地域社会資源とのネットワーク ⑤ 共に働く財団のサポート終了後の事業持続性の可能性 ⑥ 事業実施機関の事業実行能力及び事業に対する責任感 ⑦ 予算執行の效率性と透明性
翻訳:ジョン・ソンミ、イ・ムリ、ジョン・ジョンウン 校正・監修:コ・ウンジン、米沢竜也 |