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Issue/WT Notices

[共に働く財団通信1号] 3.WTニュース(11.07.01)

WTニュース

1.社会的企業の社会的価値指標(SROI)及び評価のための討論会開かれる

2011413日、ソウル雇用労働庁の会議室(9階)にて韓国社会的企業振興院の主催で「社会的企業の価値指標(SROI)及び評価のための討論会」が開催された。討論会は社会的企業が持つ社会的価値の評価手法の有効な基準を求める声が高まっていることを受け、社会的企業の成果測定モデルの一つであるSROI(Social Return on Investment)の活用および、適用性に関する学界、現場の関係者の意見を聴取するために設けられた。

討論会では、雇用労働部の支援をうけて、SROIモデルを共同開発したKAIST大学経営学科の教授が、韓国の社会的企業の社会・経済的成果の測定方法としてのSORIモデルが適用可能かどうかをテーマに最初の発表を行った。

続いて「共に働く財団」の政策研究院首席研究員が、多様な価値評価モデルを基に韓国の社会的企業の社会的価値評価のあり方について提案した。

テーマ発表に続き、社会的企業の代表と専門家らが集まったなか討論が行われた。

社会的企業の現場で活躍している「原州(Wonju)医療生協」と「美しい店」からは、社会的企業や投資対象となる企業などに、SROIモデルの価値と重要性に対する認識が希薄であることを指摘しながら、多様な経営方法と測定モデルによって、社会的企業を理解できる測定モデルの開発に対する期待を示した。

これを受け、韓国社会的企業振興院は「社会的企業の関連資料を公開することで、各種のデータの客観化と政策を積極的に提案し、実行に移すことを明らかにした。

資本市場研究院と「Deloitteanjin会計法人」の会計士は、社会的企業が成長するため、資本の誘致と市場での生き残りのためには、社会的企業の価値を表す指標が必要であると主張した。また、そのためには基本的な情報を公開して透明性を図る必要があると具体的な方策を提案した。

 最後に「ハンギョレ経済研究所」は、これまでに開発されたSROIモデルが社会的企業の現場で活用されているというよりは、政策結果を評価するための手段にとどまる恐れがあると指摘し、社会的企業のみならず、すべての企業のサステナビリティを公正に評価するマクロモデルを開発する必要があると述べた。

 この日の討論会では、社会的企業の現場で活躍している実務者及び学生、関連機関の専門家らの高い関心と、今後の社会的企業に対する支援及び研究のあり方など、現場の期待感が垣間見られた。



2.2010韓国ソーシャルベンチャー企業コンテスト、20社が入賞

2010ソーシャルベンチャーコンテスト6日開かれる

革新的な社会的企業モデルを発掘・育成する2010ソーシャルベンチャーコンテストが126()、クリエイティブなアイデアを持った学生、一般人を対象に建国大学で開催された。

全国7つの地域から計337社が参加して競った結果、三つの部門(アイデア、一般創業、青年創業)43社がファイナルに進出した。

緊張感が張りつめるなか、ソーシャルベンチャーらのプレゼンテーションは、およそ7時間におよんで行われた。雇用労働部、韓国社会的企業協議会など各界の専門家らで構成された審査委員12人はプレゼンテーション終了後、すぐに審査を行い、最終的に20社を選定した。

最終優勝チーム発表直前には、審査委員を代表して勧告社会的企業協議会が「例年に比べ、参加チームの事業分野やアイテム、年齢などが非常に多様になった。地域社会に基いたビジネスモデルも多様で、審査は大変だった。今回の審査にあたり重点を置いたのは、社会的価値がいくら反映されているか、事業アイテムが斬新で革新的なのかどうか、社会への影響力があるかどうかだった」とコメントを添えた。

最終20社選定、支援金およそ5億ウォン

審査結果、ファイナルにノミネートされたのは43社のうち20社だった。選ばれた企業には、およそ52千万ウォンの賞金と初期事業費として支援金が支給される。

ファイナルにノミネートされた23社参加し、激しい争いとなった青年創業部門では、低所得層高齢者に低価で補聴器を供給する事業アイテムを提出した「Delight(ソウル)」社が大賞を受賞した。総額3000万ウォンの賞金が授与される。

一般創業部門の大賞には、位置基盤間接寄付アプリケーションを主要事業として提示した「 Cause Square(ソウル)」社が受賞した。同社には3000万ウォンの賞金が授与される。

ソーシャルベンチャーアイデアで創業する個人、団体を対象に行われたアイデア部門では、「リトルビックマムズ(ソウル)」が大賞を受賞した。社会の偏見により、苦しい思いをしているリトルマム(15歳~19歳に出産)が、ワーキングマム(職業を持っている主婦)の代わりに保育をする事業アイテムで大賞受賞の栄光を手にした。500万ウォンの受賞金が授与される。

賞金以外にも、創業部門で受賞した15社にはそれぞれ2000万ウォン、アイデア部門の2社にはそれぞれ500万ウォンの初期事業費を支援する。

ファイナルに進出した企業のうち、2社を選定してそれぞれ500万ウォンを支援する「SK革新賞」は「Delight」と「solar&light」が受賞した。

 今回は雇用労働部が主催し、共に働く財団など7つの地域の関連機関が共催した。スポンサーである中小企業庁、SBSSK、社会的企業活性化フォーラムの協力を受けた。


3.ASES閉会後、「アジア向けの社会的企業のモデル開発急ぐべき」

インタビューアジア社会的起業家大会(ASES)主催「共に働く財団」イ・クァンテク常任理事

 20101130日に閉会した「アジア社会的起業家大会(ASES)」は、アジアの社会的起業家および、関係者およそ300人が集まったなか、多様な経験を共有する意味ある場となった。大会を主催した共に働く財団のイ・クァンテク常任理事は「ASESを通じてアジアの社会的企業間のネットワークの輪が徐々に広がっている。アジア向けの社会的企業モデルを開発する必要がある」と話した。


「共に働く財団」イ・クァンテク常任理事

l ASESを組織したきっかけは何か

200710月から社会的企業育成法が施行されました。2008年、法令の施行1年を機に、アジア社会的起業家のネットワークを築きたいという思いからASESが誕生しましたが、海外にも我々と同じ趣旨を持った社会的起業家が大勢いると確信しました。

l 今年2回目を迎えたが、第1回目と比べて大きな違いは何か

1回目を一言で言えば、ネットワークを築く場だったと思います。アジアの社会的起業家らが集まるということ自体に大きな意味があったと思います。しかし、今年は社会的企業のネットワークを整える段階をはるかに超えて「アジアの貧困」という具体的なテーマを決めさせていただきました。つまり、これに対する社会的起業家の役割について議論することに重点を置きました。幸い、参加者された方々の数が前回より1.5倍増加したのはもちろん、