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CSR, 社会的企業でのアップグレード
http://www.etnews.com/201109070052
[創刊特集] CSR, 社会的企業へのアップグレード チョン・ジンウク記者 jjwinwin@etnews.com
SKグループがサポートしている青少年向けの地域児童センターである1318ハッピーゾーンでは、学生がサムルノリを習っている。1318ハッピーゾーンでは、青少年の教育はもちろん、指導教員などの社会的雇用が生まれている。
企業の社会的責任(CSR)が強調されるようになったのは、昨日今日のことではない。CSRに対する企業の意識も高まり、多くの企業が寄付や奨学財団の設立、メセナ(mecenat)など、さまざまな形でCSRを実践している。
最近、新たに浮上しているCSRのモデルは、社会的企業だ。社会的企業とは、非営利組織と営利企業の中間形態として社会的目的を追求しながら営業活動を行う企業をいう。主に、脆弱階層に雇用を提供し、様々な社会サービスを行うものだ。
大手企業を中心に広がっている社会的企業は、政府と企業、自治体、市民団体など、様々な経済主体が一緒に弱者層の雇用と自立基盤を用意しようという点で、今後の役割が期待されている。最近、社会的企業への関心が高まるにつれ、政府、企業、市民団体が積極的に取り組んで、多様な社会的企業のモデルを開発すべきだという声も多い。
社会的企業の先導者は、SKグループである。 SKグループは、幸せなお弁当、幸せな学校、幸せな図書館など、直接設立、またはサポートしている社会的企業が69にものぼる。
幸せなお弁当は、家庭の事情により3食の食事や給食をきちんと食べられない児童と低所得層の高齢者に無料で給食を提供する社会的企業である。失業問題解消のために調理員や配達員など、職員は社会的弱者から雇用する。政府は幸せなお弁当に就職した調理員と配達員の賃金を支援し、SKグループは幸せなお弁当の運営に必要な資金を負担する。この事業は政府と企業の優秀協力モデルに選ばれた。
幸せな学校は、SKグループとソウル•釜山(プサン)•大邱(テグ)などの各自治体、女性人材開発機関が一緒に設立した社会的企業である。小学校の放課後の学校のプログラムを受け持っている。 SKグループは幸せな学校財団出資金と学校運営を担当し、政府と地方自治体は放課後の教師の人件費をサポートしている。
SKグループはまた、法務部と共に出所者の自立と社会復帰を支援する社会的企業である「幸せなニューライフ財団」も設立した。今年中に洗濯工場など様々な事業所を開き、出所者が社会に定着できるよう、安定的な雇用を提供する計画だ。 この他にも社会的企業のメザニンアイパック(Mezzanine I-PACK)を通じ、脱北者や低所得層が古紙回収などをして自立できるようサポートしている。また、他の社会起業カフェ・ティモールは、東ティモール現地のコーヒー生産農家 |